minoya ltd 2017ホルミシス・ルーム〒510-0232三重県鈴鹿市北江島町19-8株式会社みのや

ホルミシスってなに?

 

「自然放射線の10~100倍の放射線を浴びると、健康にいい」と、言われるホルミシス療法について。

ホルミシスとは、高濃度または大量に用いられた場合は有害となるある物質が、
低濃度または微量に用いられた場合には、有益な効果をもたらすという現象をいいます。

ここでは、低線量の放射線を用いることで人間に有効な作用を起こす、低放射線ホルミシス

(低線量放射線)について解説します。

世間では、放射線というと体に有害なものと認識されているようです。
たしかに、放射線は大量に浴びると体に害を与えます。ですが、地球上には常に微量の放射線が放出されています。

この自然放射線の10~100倍の放射線を浴びると、健康にいいということがわかってきました。


たとえば、岩盤浴や温泉などで使用されている天然ラジウム鉱石は、水に入れるとラドンという放射線を発します。

微量のラドンが体内に入ることによって、細胞が刺激されて新陳代謝が向上。免疫力や自然治癒力がアップすることが、

実験や臨床応用で証明されています。低線量の放射線には、さまざまな病気を引き起こしたり老化の原因なる

活性酸素を抑える効果があるからです。

ホルミシスの歴史

 

ホルミシスは、1982年、ミズーリ大学の生命科学の教授であるトーマス・D・ラッキー博士によって提唱されました。
地球の100倍もの宇宙線(放射線)を浴びる宇宙飛行士の体が、どれくらいのダメージを受けているのかを調査したところ、
宇宙飛行士たちは元気になって帰ってくるという結果が得られました。この結果によって、宇宙飛行士が浴びる地球の100倍の
線量の放射線は人体に対して危険なものではなく、適度な刺激を与え、生体を活性化させるという効果が発表されたのです。

放射線が生体に有益になる「しきい値」とは
 

ラッキー博士は放射線にも生体にとって有効に働く分量があるとしました。
それまで「放射線は少量でも有害であるから、放射線が有効に働く線量はない」と考えられていたために、
存在しないとされてきた「しきい値」(有益なものから有害なものへと変わる限界線量)があると発表されたのです。
ラッキー博士によれば、長年の研究の結果、もっとも理想的なのは自然放射線の100倍とのこと。ホルミシスの分野では、
自然放射線は年間1ミリシーベルトとしているので、年間100ミリシーベルトがその値だといわれています。

健康や美容にうれしいホルミシスの効果とは

1.体内酵素の増加・・・老化や生活習慣病の原因といわれる活性酸素。この活性酸素を除去する働きがあるのが酵素です。低線量の放射線が体内に摂り入れられると、体内に3,000種類あるといわれる酵素が活性化し、活性酵素を除去するのに有効な抗酸化酵素の「SOD」「GPx」も格段に増えるということが解明されています。​

2.ホルモンの活性化・・・低線量の放射線には、ホルモンを活性化させる働きがあります。たとえば、血糖値の恒常性を維持するインスリンや痛みを和らげて鎮痛作用のあるメチオエンケファリン、心拍数や血圧を上げ、体の機能を高めて闘争などに有利な状態にするアドレナリン、幸福感をもたらすベータエンドルフィンなどのホルモン分泌が増加するという結果が出ています。

また、成長ホルモンや皮膚の弾力を増やしてシワを減らす作用のある、コラーゲンの分泌を促すテストステロンなどの美容ホルモンによって、体の中から美しくなる効果も期待できます。

3.細胞膜透過性の向上・・・活性酸素は、脂質を酸化させて過酸化脂質にさせます。過酸化脂質によって細胞膜が硬化し、透過性がなくなって老化が早まるといわれています。ホルミシスには細胞膜透過性を向上させる働きがありますが、細胞膜の透過性がアップすることで細胞間の連絡がスムーズになります。それによって細胞が若返ったり、ホルモンが活性化するなどの効果が得られるとされています。

ホルミシス療法(放射線療法)によって期待できる効果

ホルミシス療法は、癌治療に用いられる放射線療法のひとつと言えます。ガン抑制遺伝子を活性化することで、癌治療にも効果があるといわれています。

病気の進行抑制・・・ホルミシス療法によって抗酸化酵素が増えると、活性酸素が影響している病気の進行を遅らせる効果が期待できます。

免疫力の向上・・・免疫力がアップすることで、病気の回復が早まります。アドレナリン、インシュリン、ベータエンドルフィンなど、健康に関わりのあるホルモンの分泌量が高まります。

鎮痛作用・・・痛みを和らげる働きのあるホルモンの分泌を促します。

老化防止・・・老化の原因となる活性酸素を除去する酵素が増加することで、老化防止につながります。

アレルギー疾患の改善・・・活性酸素はアレルギーの原因のひとつと考えられています。体内酵素を増やして活性酸素を除去したり、免疫細胞を活性化させることで、アレルギーを改善する効果が見込めます。

その他・・・疲労、肩こり、腰痛、むくみ、糖尿病、動脈硬化、頭痛、便秘、冷え性、生理不順、生理痛、更年期障害、喘息、花粉症

癌治療にも使われている・・・癌の治療にも放射線が使われています。低線量の放射線を照射することで、腎臓や肝臓、骨髄、腸、心臓など各臓器の細胞内において、ガン抑制遺伝子p53が活性化することがわかっています。

p53の活性化によって、癌細胞の増殖が抑えられてDNAの損傷が修復されます。修復できない細胞についてはアポトーシス(自発的な細胞死)へと導かれるとされています。

ガン抑制遺伝子p53とは・・・ガン抑制遺伝子p53は、細胞の代謝を正常に維持するために働き、アポトーシス(細胞死)を誘導するなどの重要な役割を持つことから「遺伝子の守護神」とも呼ばれている代表的なガン抑制遺伝子です。

p53は、DNAの傷を認識します。このとき、DNAの損傷が多い細胞があると、その細胞をアポトーシス(細胞死)させ、細胞がガン化するのを防ぎます。また、DNAの傷を認識することで、DNAに傷ができたまま合成されるのを抑制します。

こうした働きを持つガン抑制遺伝子p53の機能が不全になると、ガンが起こると考えられています。

ホルミシス療法とは・・・低線量の放射線を体内に取り入れて、健康や美容にいい効果を与えるもの。ラドンは放射線のひとつですから、ラドン治療によってホルミシス効果が得られるということになります。ラドンとは、自然界に存在している86番目の元素で、無色無臭の放射性のガスのことをいいます。

もともとは、ウランという重い不安定な元素がラジウムに壊変し、ラジウムが壊変したものがラドンとなります。温泉の中にラジウム温泉というのがありますが、これはラジウムが温泉に溶けたものです。このラジウム温泉から放出される気体がラドンとなって、呼吸器から体内へ取り込まれるのです。

体内に取り込まれたラドンはイオン化し、3時間ほどで体内から抜け出すといわれています。ラドンには強力なイオン化作用があり、その際に放出されるアルファ線が病気の治療に応用されています。

人体の影響量    mSv(ミリシーベルト) 1mSv=1000μSv(マイクロシーベルト)

物質から出る放射線の大きさ (放射能)    Bq(ベクレル)

*シーベルトとベクレルの関係は、
例えると部屋の電球の光の強さ(ワット数)がベクレル、部屋の明るさがシーベルトと考えると判りやすいでしょう。

シーベルト(単位:Sv) 表記(1時間あたり1Sv)

シーベルトとは、放射線をあびた際の「人体への影響度合い」を表す単位です。

1000倍ごとに単位が決められていて、

1シーベルトは1ミリシーベルトの1000倍
1ミリシーベルトは

1マイクロシーベルトの1000倍となっています。


1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)

1ミリシーベルト(mSv)=1000マイクロシーベルト(μSv)

1マイクロシーベルト(μSv)=1ナノシーベルト(nSv)